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- 2010.11.11 Thursday
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- by スポンサードリンク
365日読書日和
全世界に4億人のユーザーを持つ世界最大SNS「facebook」の創業者マーク・ザッカーバーグの関係者によるインタビューをもとに、書かれたfacebook創業の物語。
ザッカーバーグ本人の自伝ではないので、実際とは違うところもあるでしょう。
物語の半分ぐらいは、アメリカの青春小説でもあり、サクセスストーリーでもありといった内容。
ハーバード大学の学生だった創業者「マーク・ザッカーバーグ」とナップスター創業者「ショーン・パーカー」の出会い、どのようにfacebookが生まれ、爆発的に普及していったのかという経緯など、物語形式で描かれています。
なぜ数ある「SNS」の中から「facebook」が勝ち残ったのか。
どのSNSもきっかけは「これまでの"出会い"はあまりにも非効率ではないか」という問題意識。
だからと言って、見ず知らずの人といきなり知り合いになろうとは思わない。ある程度限られた世界の、現実的な人付き合いを円滑にするツールとして、SNSは力を発揮します。そのことに気づき、人生の中で一番社交的になる大学時代にしぼってスタートしたことが、facebookのあらゆる勝因の中の一つであることは間違いなかったでしょう。
ITベンチャー企業がどのように発展していくのか。興味深い一冊です。
起業において最も重要なのは、創業者のエネルギーと野心なのだ。起業に挑み、本当に成功したいと思えば、プロジェクトに人生のすべてを賭ける必要がある。呼吸の一つ一つまでがプロジェクトのため、という状態にならなくてはいけない。それも毎日、一日中だ。マーク・ザッカーバーグはまさにそんな人間だった。
−facebookより引用−